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うつ病

■ うつ病とは?

うつ病は、気分が強く落ち込み憂うつになる、やる気が出ないなどの精神的な症状のほか、眠れない、疲れやすい、体がだるいといった身体的な症状が現れることのある病気で、気分障害の一つです。
気分障害は大きく「単極性うつ病」と「双極性障害(躁うつ病)」に分けられます。
単極性うつ病では、気分が落ち込んだり、やる気がなくなったり、眠れなくなったりといったうつ状態だけがみられます。一方の双極性障害はうつ状態と躁状態(軽躁状態)を繰り返す病気です。

■ 原因

うつ病がなぜ、どのように起きるのかについてはまだよくわかっていませんが、感情や意欲は脳が生み出すもので、その働きになんらかのトラブルが起きていると考えられます。具体的には、脳の神経細胞同士でやり取りされる神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミン)のバランスの乱れが関係している可能性があります。
神経伝達物質の量だけでなく、うつ病になりやすい気質(性格)やうつ病を引き起こすきっかけとなるストレス(環境変化)があり、それらが組み合わされることでうつ病が起きると考えられています。

うつ病になりやすい気質(性格)としては、生真面目、完璧主義、自分に厳しい、凝り性、気を遣うなどがあげられ、そのような性格のためにストレスを受けやすいと考えられます。

また、学校や社内でのいじめ、受験や仕事での失敗、失恋や離婚、家族や親しい友人との死別といった悲しい出来事だけでなく、結婚や妊娠・出産、昇進・栄転、進学・就職、家の新築や引越しなど、喜ばしい出来事であっても環境が大きく変わることでストレスが生じ、うつ病を引き起こすきっかけとなることが知られています。

鬱病

■ 症状 (精神的症状と身体的症状があります。)
◆ 精神的症状では

○気分が落ち込む。
○意欲が無くなる。
○ 無関心になる。
○ 不安・焦り・イライラ感がでる。
○ 喜んだり、楽しんだりが出来ない。
○ 集中出来ない・ミスが増える。
○ 悲観的に考える。
○ 口数が少なくなる。
○ 外見や服装を気にしなくなる。
○ お酒の飲む量が増える。

◆ 身体的症状では

○ 頭痛
○ めまい
○ 動悸
○ 睡眠障害
○ 食欲不振または過食
○ 味覚障害
○ 腹痛・胃の不快感
○ 肩こり・腰痛
○ 下痢・便秘
○ 性欲減退・生理不順

鬱(うつ)病患者の症状例

■ ココロのトビラでは

うつ病治療は、「休養」「環境調整」「薬物治療」「精神療法」です。
ココロのトビラでは
医療機関への受診や薬物治療と平行して、精神療法の来談者中心療法や認知行動療法を行っていきます。
悲観的な物事の捉え方や考え方のくせを改善することで、マイナス思考がうつ状態を悪化させる悪循環を断ち切れるように支援していきます。
○来談者中心療法
本人が抱えているつらい症状や悩みをカウンセラーに話し、共感してもらうことで感情の発散が促されて現実にあった希望と安心感を得ることができ、うつ病の人が抱きやすい罪悪感や自責の念を和らげる効果があります。また助言や励ましを行うことで回復への意欲をはぐくむことができます。

○ 認知療法

人はつらくなると極端にものの見方が歪む傾向があり、うつ病の人では考え方や捉え方が悲観的でうつに陥りやすい思考パターンがみられます。
認知療法では、「人間の感情は出来事によって生じるのではなく、その出来事をどう考えるかによって決まる」という考え方に基づいて、歪んだものの見方を修正して悲観的な思考パターンに陥らないように働きかけることで症状の改善を図ります。例えば、うつ病の人は何でも悪い方に考える癖があり、1つがダメだとすべてがダメだと決めつけてしまったり、深読みをしすぎてしまって取り越し苦労になりがちですが、認知療法はこれらの思考の悪循環を断ち切るように働きかけます。